NISAで取引が可能な金融商品と言えば、ざっくりと分けると株と投資信託とワラント債というものになります。
株と一口に言っても、リスクが高い信用取引は含まれませんし、比較的リスクの少ない債券についても対象外になっています。
人気のある外貨MMFなども含まれていないですし、情勢不安の際にでも安定して強いと言われている、金やプラチナといった先物やオプションも対象外です。
FXなどのハイリスク型の商品ももちろん含まれません。
NISAという商品が生まれた理由ですが日本では預金する傾向がとても高いため、預貯金する分を株式投資に回すことで、経済全体が活性化するのでは?と考えられて生まれたのだそうです。
つみたてNISAが後継として生まれたことからも、長期的に投資資金に回すことを狙っているものと思われます。

NISAの解約可否について気になるという方もいらっしゃると思いますが、解約手続きはできますのでご安心ください。
ただし条件があり、残高があると解約することはできません。
証券会社や銀行などによって、解約手順は多少異なると思いますが、廃止手続きをするための案内がありますからそれにしたがって進めることになります。
もう少し具体的に言うと、非課税口座廃止届出書と個人番号提供書類といっしょに送付することになります。
必要な書類は手続きの申し込みをした段階で郵送などで送付されます。
いつでも解約しようと思えばできるというのは、原則60歳まで解約不可なiDeCoと大きく異なります。
解約しやすいということはそれだけはじめやすいということでもありますね。

NISAのメリットといえば非課税ですが、その一方でデメリットもあります。
それは損失の繰り越しができないということです。
含み損のある状態で5年を迎えた場合、証券会社であれば特定口座か一般口座に引継ぎとなりますが、NISAの場合口座へ引き継ぐ際、手数料こそかかりませんが、その値段で新規に買ったということになります。
50万で買った株が引き継ぎ時に25万円になっていたとすると25万円で買ったことになり、仮に30万円で売却したとすると5万円分が利益ということになり、含み損が出ているのにも拘らず税金を課せられてしまうのです。
ですから実際に引継ぎをする場合でも含み損がでていれば一度決済してから買い戻すのが現実的かもしれません。
そういう手間や手数料を全てひっくるめて総合的なコストが実際的なデメリットと言えそうです。

NISAの投資信託は初心者向けとなります。
なぜかと言うと投資にかかる費用が少なくて済むからですね。
現物株の場合は一般的には、1単元あたり数万円から数十万円程度必要になりますので、多くの銘柄に投資するということはできません。
一度に高額な資金を投資するという心理的なハードルも高いですね。
その一方で、投資信託というのは複合的な金融商品のため、資金が制限されているNISAであっても分散投資が可能です。
投資にまわす予算があまり取れない方にもおすすめですね。
プロに運用してもらうという性質上手数料や信託報酬といったコストが掛かってくるのでその点は理解が必要です。

NISAを利用する最大の目的は非課税ということにつきますよね。
NISAならではのメリットを十分に活用するために、NISA投資のルールをきちんと確認しておきましょう。
120万円の非課税枠は使い切りです。
よく勘違いされやすいのですが、例えば30万円の株を買ったあとに売却しても30万円分の枠は返ってこないということです。
初心者の方のために念のため解説すると、「120万円まで」という枠なので120万円を超えることはできません。
また、枠自体を持越しすることは不可ですので、年内に使いきれなかったとしても翌年その分増えるということもありません。

NISAのリスクには大きく分けて2種類があります。
1点目は、NISAの仕組みが抱えているリスクです。
NISAは利益に対して課税されないメリットがありますが、損失がでたときに損益通算ができないというリスクがあります。
これは源泉徴収ありの特定口座でも同じですが、NISAで気を付けなければいけないのが5年間という期限があるところです。
期限を迎える前に一般口座に移動させることはできるのですが、含み損が発生していても考慮されません。
一度売ってから、再度買い戻しをすることになると手間がかかります。
あとは金融商品自体にリスクというのは当然あります。

NISAとは何かをシンプルに言うと、金融商品の利益を非課税にするという制度のことです。
日本では2014年に開始した取り組みで、年間にして120万円までが非課税で売買できる枠となります。
より詳しく見ていくと日本に住む20歳以上の人という条件があり、ひとりにつき1口座を持つことができます。
非課税枠というとすごく魅力的なので詳しく確認してみると、株などの配当や売買益といったものがその対象です。
5年間までという制限があるのですが、現在保有しているも金融商品をNISA口座に移動させるということは残念ながら不可能です。

NISAでおすすめなのはどんな投資でしょうか?
もし投資をしたことがないという初心者なら、まず先に分かっておく必要があるのはNISAだからどうかということではなく、リスクリターンがついて回るという投資の特徴についてです。
預金より投資のほうがリスクが大きいという比較してどうかという話ではなく、どういう経路をたどって可能性としてのリスクが現実のものになるのかを知ることです。
株であればその会社の業績が下がると値が下がっていきます。
投資信託についてはコストも低いのでつい軽視しがちですが、投資先の金融商品を総合的に判断したり経済や景気がどうなるとどういう変化が起こるのかの予測ができておく必要があります。

あとはもちろん自分がなぜ投資をするのかということを合わせて整理するとおすすめは自然と見えてきます。
NISAを銀行で始めようと思っている方はいませんか?
取引先の銀行とのお付き合いだったりいわゆるしがらみのようなものがないのであれば、基本的には手数料が安くて取扱い金融商品が豊富なネット証券がおすすめですよ。
ゆうちょや銀行などの場合、NISAって何?というところから丁寧に説明してくれますから、直接やり取りした方が安心という方もいると思いますのでダメというわけではありません。
NISA最大の特徴である税金を引かれないというのは、最終的に支払うコストが低くなるというメリットですから、折角なら手数料が安くなる可能性も上げていきたいところです。
なるべくリスクを低くすることも考えて銀行か証券会社かを決めましょう。

NISAで投資をするにあたって1万円から始めたいという需要は一定以上あるようです。
生活のバランスを崩さないように貯金もしつつそのうちのいくらかを投資に回してみる。
といったことが経済情報サイトなどで言われていることもありますが、少額だと何かあってもダメージが少ないのは確かですがそれだけではありません。
株式取引をメインに考えてみますと、株ってやろうと思った人には分かると思うのですが結構大きな額が必要です。
とするとある程度の資金があることが参加条件となってきますし、一社をこれだと思って選んだとしてもそれが正しいかどうかはなってみないと分からないですから、例えある程度お金がある人でも今までやっていなかった投資をあえてするのはやめようと判断することになります。
投信であればバランス投資を実現できますが仕組み化している分若干ですがコストが増えてしまいます。

NISAと積立NISAの違いを簡単に説明すると、現物株やいろんな投資信託が扱える通常のNISAと違って、投資できる金融商品が制限されています。
積立NISAは投資信託しか扱えませんが、中でも分配金が頻繁に支払われるタイプではないという特徴を持っていて、販売手数料がゼロのノーロードであること、公募投資信託あるいは上場株式投資信託ETFであることなどに限られています。
また、投資上限も年40万円迄ですからかなり違いがあると言えますね。
上限が少ない代わりに非課税投資枠が20年間まで最大800万円迄となっています。
ちなみに、通常のNISAと併用することはできません。

NISAとジュニアNISAの異なる点について気になってきますが、通常のNISAは自分のために自分が口座開設をしてお金を出して投資するものです。
ジュニアNISAはというと、0歳から19歳までの子供や孫などために、親権者などが代理で運用していくしくみになります。
NISA口座が開設できない未成年のための仕組みという面と、子供や孫たちのための備えという面があります。
ジュニアNISAには原則18歳まで払い出しができないという制限があり、未成年口座名義人が20歳である1月1日を迎えた時点で自動的にNISA口座に変更されるという特徴があります。
ジュニアNISAは2016年1月から2023年12月までの8年間の制度となっていますが、この制度が終了した後でも、20歳になるまで引き続き非課税というのは大きなメリットですね。

NISAによる資産形成はたまにニュースになっていますよね。
雑誌などで目にしたという人もいるかと思います。
かといって、実際に手を付けるかどうかは簡単には決められませんよね。
口座に預けても預金金利が低いのでこれからは投資の時代だといわれても、増えないからといって減らしたいわけじゃありませんからね。
私たち一般人が日常の生活の上で、ちょっとした資産運用で投資を始めようとするときに最初に考えるべきなのは、リスクよりもまず、何のためにやるのかという目的です。
子供が大人になった時のために、まとまったお金が用意しておきたいと考えているなら、まずは数年先の社会を予想してみてはいかがでしょうか。
将来発展しそうな企業を見つけて株を投資したり関連する投資信託を選ぶなど目的に合わせて投資を考えてみましょう。

NISAの最大のメリットは非課税だということですよね。
せっかくのメリットを十分に活用するために、NISAのルールを事前にちゃんと確認しておきましょう。
120万円の非課税枠は使い切りです。
枠という言葉に惑わされやすいのですが、例えば50万円の株を購入した後に売却しても50万円分の枠は返ってこないということです。
また、枠自体を持越しすることは不可ですので、年内に使いきれなかった分は、その年の分そのまま消滅します。
参考記事:NISA口座開設の必要書類は?【なぜ住民票がいるの?】

NISAの失敗にはどのような原因があるのかご存知ですか?考え方自体は実は非常にシンプルです。
失敗の原因には、NISAの仕組みによって起こる可能性があるもの、金融商品自体がそのもののリスク、NISAの仕組みによるデメリット見誤り非合理的な行動をとってしまうことの3つです。
NISAの仕組みによる失敗は、期間終了時点で含み損が出ていたという場合に、そのまま通常口座に移行させると値下がりした後の金額が基準になってしまい余計に課税されることです。
金融商品自体がはらんでいるリスクというのは、金融商品ですから値下がりしたら損だよねということです。
NISAの仕組みによって非合理的な行動を取ることによるリスクというのは、NISAの120万円という枠におさまるように投資先を考えるタイプの思考法のことです。

今ならまだ間に合う、NISAの口座開設を考えているなら、まず最初に検討すべきことはどこを利用するかということでしょう。
NISA口座というものは1人につき1つしか持てないので、対応する金融機関の中からどれが一番いいか厳選する必要があります。
一番有力な候補としてはやはり証券会社ですね。
中でもネット証券は手数料が安いのでおすすめです。
単純に安いだけではなくキャンペーンなども合わせて比較するといいですね。
例えば売買にかかる手数料が無料になるという証券会社もありますし、キャッシュバックなどがある証券会社もあります。
投資金額が大きくないのであればキャンペーンを重視するというのも一つの手です。

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